第16期自治政策講座in横浜2
「『消滅自治体』危機からの脱却へ ―人口減少・高齢社会を豊かに生き抜く道は」
開催日:2014年11月01・02日(土・日) 会 場:神奈川県民ホール 大会議室<アクセス>
参加者 74人
参加自治体数 44 自治体
プログラム
11月01日(月)[ 13:00~17:10 ]
第1講義 13:00-15:00
人口減少と日本の未来 ―歴史からみる人口問題
鬼頭 宏 上智大学経済学部教授
日本列島の1万年の歴史で、人口減少に直面したのは初めてではない。そのたびに、文明システムが転換し、人口増へとたどってきた。歴史から人口減少問題を解明し、新たな文明に向かうために何が必要なのかを考える。
第2講義 15:10-17:10
次世代=子ども・若者が希望を持てる社会とは―子どもの貧困対策の構築
湯澤 直美 立教大学教授/なくそう子どもの貧困ネットワーク共同代表
2013年に「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が成立した。日本の子どもの貧困率は悪化し、全体の貧困率を上回っている。子どもや若者が置かれている現状と、希望が持てる社会への課題を伺う。
11月02日(火)[ 10:00~17:10]
第3講義 10:00-12:00
いまこそ地域の力 ―食と農とまちづくり
大江 正章 ジャーナリスト
社会に格差と疲弊が広がっている中、魅力を発信している地域の好循環はいかにして創りだされたのか。地域資源の活用、農業、林業など多様な地域の実践に未来を切り拓く鍵がある。
第4講義 13:00-15:00
広がるフードデザート ―高齢者・買物難民とまちづくり
岩間 信之 茨城キリスト教大学文学部准教授
健康的な食社会の維持が困難となった、都市の一部地域をフードデザート(food deserts)と呼ぶ。シャッター通りが増える地方都市の中心市街地や農山漁村、高齢化団地などで発生する深刻な事態の解決は。
第5講義 15:10-17:10
新たな地域医療を目指して ―病院完結型から地域完結型への再構築
北澤 彰浩 佐久総合病院診療部長・小海診療所所長・地域ケア科医長
医療制度改革が容赦なく進む。長野は有数の長寿県で、県民一人あたりの医療費も低い。この中で大きな役割を担う病院から、地域完結型のこれからの医療とは何かを伺い、自治体の責務が重くなる医療福祉の課題に備える。
たくさんのご参加ありがとうございました
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